アルミ鋳造・機械加工ソリューションの木型・金型の設計・製作3つの特長
1 鋳造シミュレーションの技術による不良率低下を実現
アルミ鋳造・機械加工ソリューションでは、鋳造シミュレーションを導入しています。これにより、鋳型内の溶融金属が冷却・凝固する際の凝固状況を把握して、いかに鋳巣を発生しにくくするか検討しています。また、溶融金属の湯流れ状況を把握して介在物による欠陥や湯周り不良を予測しています。事前に鋳物の健全性を評価することで不良率の低下を実現しています。
2 大幅なリードタイム短縮を実現
アルミ鋳造・機械加工ソリューションでは、木型・金型の設計・製作を社内で行っています。そのため、型工程と鋳造工程を同時並行で進めるコンカレントエンジニアリングにより、大幅なリードタイム短縮を実現しています。また、一般的に短納期というと3Dプリンターが活用されることが多いですが、価格が高くなったり、精度が落ちてしまったりといった課題があります。そこで当社では、独自の製造工程を開発。3Dプリンターの活用と変わらない納期でかつ、より高精度な製品を供給する体制を整えています。
3 お客様の幅広いニーズに対応
アルミ鋳造・機械加工ソリューションでは、お客様の幅広いニーズに対応する体制を整えてきました。例えば、業界に先駆けて3次元CADをいち早く導入し、3Dデータで製品の完成データをお客様に情報提供できる環境を構築しています。もちろん、2次元の図面にも対応しています。また、鋳物の精度を大きく左右する木型・金型の設計・製作を自社で内製しているため、型屋メーカー任せにならず、細かい精度のコントロールができます。そのため、お客様ごとの細かいニーズに合った製品を提供することが可能です。
アルミ鋳造・機械加工ソリューションが提供する 技術・サービス
アルミ鋳造・機械加工ソリューションの 製品事例
自動車用エンジン部品
材料名 AC4B
業界 自動車・CASE
工程 木型→鋳造→検査
自動車用ヒートインシュレーター
材料名 AC4B
業界 自動車・CASE
工程 木型→鋳造→仕上→熱処理→加工→測定検査→サブアッシー
半導体装置用ケース
材料名 AC4CH
業界 半導体・通信機器
工程 木型→鋳造→仕上→熱処理→加工→測定検査→サブアッシー
自動車用ファンケース
材料名 AC4B
業界 自動車・CASE
工程 木型→鋳造→仕上→加工→測定検査
鉄道車両用構体パネル
材料名 A5083
業界 鉄道
工程 プログラミング→加工→検査
農業機器用フランジ
材料名 AC4A
業界 農業機械
工程 木型→鋳造→仕上→加工→測定検査
半導体製造装置用ベース
材料名 AC4CH
業界 半導体・通信機器
工程 木型→鋳造→仕上→熱処理→加工→測定検査→サブアッシー
電力設備用スイッチケース
材料名 銅・真鍮
業界 電力・エネルギー
工程 木型→鋳造→仕上→加工→測定検査→耐圧検査
鉄道向け制御装置用カバー
材料名 AC4CH
業界 鉄道
工程 金型→鋳造→仕上→熱処理→PT検査