アルミ鋳造・機械加工ソリューションの機械加工3つの特長
1 鋳造メーカーだからこその機械加工ノウハウ
アルミ鋳造・機械加工ソリューションでは、鋳造後の機械加工を自社で行っています。機械加工を内製することで鋳造欠陥を加工工程で検知し、最終製品の不良率を大幅に削減しています。また、鋳物加工特有の寸法誤差やねじれ、歪みを吸収して図面通りに製作することが可能です。さらに、後工程である機械加工を考慮した鋳造を行ったり、加工工程がもつ知見を鋳造工程にフィードバックしたりすることで、全体最適を目指した最終製品の品質向上を実現しています。
2 最新設備の同時5軸マシニングセンタ(DMG森精機製)を多数保有
アルミ鋳造・機械加工ソリューションでは、2000年代前半に、DMG森精機の5軸マシニングセンタをいち早く導入しました。現在では15台の5軸マシニングセンタを保有し、最大ワークサイズ1700×1700×500まで対応しています。また、パレットチェンジャー付きの5軸加工機による段取り替え作業の削減によりリードタイム短縮を実現しています。
3 ISO 9001・JIS Q 9100を取得
アルミ鋳造・機械加工ソリューションでは、ISO9001を取得し、お客様に安心していただける体制を整えています。また、2015年にJIS Q 9001を取得したことで、高い技術と高度な品質保証能力が必要とされる航空機業界にも製品を提供しています。
アルミ鋳造・機械加工ソリューションが提供する 技術・サービス
アルミ鋳造・機械加工ソリューションの 製品事例
自動車用エンジン部品
材料名 AC4B
業界 自動車・CASE
工程 木型→鋳造→検査
自動車用ヒートインシュレーター
材料名 AC4B
業界 自動車・CASE
工程 木型→鋳造→仕上→熱処理→加工→測定検査→サブアッシー
半導体装置用ケース
材料名 AC4CH
業界 半導体・通信機器
工程 木型→鋳造→仕上→熱処理→加工→測定検査→サブアッシー
自動車用ファンケース
材料名 AC4B
業界 自動車・CASE
工程 木型→鋳造→仕上→加工→測定検査
鉄道車両用構体パネル
材料名 A5083
業界 鉄道
工程 プログラミング→加工→検査
農業機器用フランジ
材料名 AC4A
業界 農業機械
工程 木型→鋳造→仕上→加工→測定検査
半導体製造装置用ベース
材料名 AC4CH
業界 半導体・通信機器
工程 木型→鋳造→仕上→熱処理→加工→測定検査→サブアッシー
電力設備用スイッチケース
材料名 銅・真鍮
業界 電力・エネルギー
工程 木型→鋳造→仕上→加工→測定検査→耐圧検査
鉄道向け制御装置用カバー
材料名 AC4CH
業界 鉄道
工程 金型→鋳造→仕上→熱処理→PT検査
機械加工 技術コラム
アルミ鋳物の機械加工におけるポイント
鋳物の精度には限界があるため、高い精度を要する場合には、鋳造後に機械加工を行うことがよくあります。こちらでは、アルミ鋳造及び、アルミ鋳物の加工を長年行ってきた当社がアルミ鋳物を機械加工する際のポイントについてご紹介します。
5軸加工機によるアルミ鋳物の短納期・高精度加工
当社は、1944年に創業したアルミ・銅合金の鋳造と切削加工を行っています。当社鋳造品の切削加工だけではなく、支給品のアルミ鋳物の加工も対応しており、5軸加工機による短納期・高精度加工を得意としています。こちらの記事では、その5軸加工機による短納期・高精度加工を実現できる理由を、当社の歴史を絡めてご紹介いたします。
輸送機器部品のアルミ鋳物 高精度 切削加工
当社は、1944年に創業したアルミ・銅合金の鋳造と切削加工を行っています。当社鋳造品の切削加工だけではなく、支給品のアルミ鋳物の加工も対応しており、5軸加工機による短納期・高精度加工を得意としています。こちらの記事では、高精度が求められるアルミ鋳物加工事例について、ある輸送機器の精密機械メーカー様との取引を絡めてご紹介いたします。