木型のコーディングによるピストン製作のコストダウン
提案内容
木型改善
提案効果
木型の耐久性向上によるコストダウン
Before
以前の砂型鋳物用木型では、樹脂や木材による木型製作を実施していましたが、大量生産製品での耐久性が問題になっており、シェル中子にする場合でもコストが高く木型更新費用がネックになっていました。
After
従来は木型の材質をアルミや鉄といった材質でも製作していましたが、重量の問題で作業者への負担がありました。 そこで樹脂によるコーティングを提案し、特に造型時に負荷のかかる部位にコーティングを行うことで飛躍的な耐久性アップが実現しました。 耐久性は2倍以上ですが、コストアップが2割程度なので、大量生産部品の木型にはこちらをご提案させて頂いております。
ポイント
シェル中子で作るほどの量ではないが、砂型鋳物での量としては多い製品にはかなり有効な提案となっています。 樹脂にはダイヤモンドや鉄分を含んだコーティングになっており、重量も別段増加はしません。 若干のコストアップになりますが、耐久性が大幅にアップするのでかなりのコストパフォーマンスが期待できます。