加工治具改善によるチェーンブロックの品質向上

VA/VE事例

加工治具改善

締め付け作業時間の短縮による品質向上と生産性向上

以前は機械加工時にワークを設置する際に、締め付けトルク量をトルクレンチを使用しチェックしていました。その場合、トルクレンチの規格をヒューマンエラーで弱すぎたり強すぎたりする恐れがあり、実際に不良が発生した事例がありました。

現在は治具にメーターをつけて、治具個別に締め付けトルク量を見える化することにより、締め付け不良がなくなりました。加工治具の改善事例ですが、締め付け作業の短縮にも繋がっており、品質と生産性向上に活躍しています。

今回作業のバラつきによる不良改善を行いましたが、品質、生産性向上、納期短縮に繋がっています。ワーク取付の際に手順書や要領書を見なくても、締め付け量がバラつかずに済むといった品質向上を実現した現場作業者の提案となっています。